主将:白﨑 幹理
軟体動物系変態ドイツ人~あなたに触れていたい~
稽古終わり、ふと横を見ると…サンドバッグにぶら下がったありえない体勢の軟体動物が!新歓参加率120%で入部してくれた彼は初日から飛び受けをやりたがり親幹を驚かせたのも束の間。研究熱心にみるみる腕を上げ、今や27代率いる立派な主将である。彼の凄みは合気道に留まらず、年賀状はドイツ語で送ってくるし(いつも読めない)ピアノも達者という多才マンである。だがしかし、顔面を動かすにも値しない親幹主将のすげえつまらん下ネタですら爆笑する(してくれる)変態であるのも事実。とまあ濃ゆい男であるが技のレベルは確か。身体能力の高さも相まった、めちゃめちゃに効く技をかけてくれるに違いない!!!
副将:谷田 優弥
蛙の子は蛙。抗おうとしても抗えない、そんな何かが親から子へは受け継がれる。自然界の摂理はまた、ここ合気道部界でも然り。親幹部の技や精神・人間性は、子幹部に受け継がれていくのである。親幹部、そう、我々の教えにいち早く気づいたのが、彼、谷田くんである。入部当初、彼は紳士であった。はにかんだ笑顔、丁寧な言葉遣い、技へのひたむきな姿勢。彼は丁寧で力強い、数々の技を繰り出す。ある時、技が繰り出される際、外気との間で熱が発生し、物理・化学的に彼の髪のジスルフィド結合が変化する事件が起こった。その結果、彼の髪型はパーマスタイルになったのである。そんな谷田くんのことをもっと知りたい人は、図書館で勉強している彼に話しかけてみるといい。
主務:田邊 暁世
いじられたくないけどいじられたい乙女になりたいサイゼリア大好きマン
白い肌、鋭い眼光、怖いママ(ごめんなさい)を武器に持つ空手経験者の彼女は入部した時からセンス抜群。
まっすぐな軸、残心を活かして演武大会も出れば賞を取り、親幹はみんなすごいなぁ~と舌を巻くばかり。(巻きすぎて槇原敬之になった人もいるとか)
ところが、めきめきと上達する技の裏では、恋心も、白ブリーフに包まれたバベルの塔も、黒いトランクスのガトリング砲も「もっこり」盛り上がっていたのだ。もう恋なんてしないなんて~いわないよ絶対~♪(歌:槇原敬之)とあるように意外と乙女らしい(本人談)には理想の恋愛があるらしく、いじると、”てゐっ”というわけのわからない効果音とともに小橋建太顔負けのチョップで、カミナリのまなぶくんの頭がへこむほどといわれる突っ込みをしてくる。そして約二年の映画に行ってサイゼリアにご飯を食べに行く”付き合う前の一番楽しい時間”を経て... これ以上聞きたい人はぜひ入部してから直接聞いてあげてください♡
P.S.京都の南禅寺で桜見るデート中に親幹に遭遇は草
会計:山本 茉奈
合気道部に生息するどすこいマナティ
マナティという動物をご存知だろうか。脊索動物門哺乳綱カイギュウ目マナティー科マナティー属、マナティ。ジュゴンと混同されることが多いが、ジュゴンが海水域に生息しているのに対して、マナティは河口や河岸、沿岸などの、海水と淡水が混ざった汽水域に生息している。合気道部という〝しっかり動ける〟が〝初心者や女の子も続けられる〟二つの要素、すなわち運動部の〝汽水域〟(あるいは〝もともと運動していた人〟と〝ゴリゴリ文化系出身〟という見方の汽水域)に2年前からマナティが生息し始めた。なぜか日本語(宮崎弁)を話し、飲み会においては「もうやだぁ〜」を連発する、上京したての田舎モテOLのようなマナティ。新歓の頃から体幹の安定感に驚かされたのをよく覚えている。その体幹は、マナティが「メリテリウム」という絶滅した哺乳類で、象の祖先から派生し進化した、ということからきているのであろう。彼女の技は、「どすこい」という掛け声と共に繰り出され、象のような巨体がぶつかってきたのかと思うほどずっしりしており、受けてから3秒は衝撃が残る。(※まなちゃんが巨体ではないです。見た目はほんまにかわいい)
親幹の主将筆頭に先輩達の変態っぷりを「もうやだぁー」で軽くいなし、合気道ではどっしりどすこい系の技でしとめるマナティ。ちょっとバテそうなときでも割とケロっとしている。これが人間離れである。生態系を超えた触れ合いをしてみたい方、「もうやだぁ」を言われたい方、どすこいされたい方、ぜひ入部を。あ、あと田中圭も入部してください。